ニュースを見ていると衝撃的な事件が報道された。
2歳の子どもに睡眠薬を飲ませたという事件。
広島県福山市で8月、2歳の長女に睡眠薬を飲ませ、中毒症状にさせたとして、母親(30)が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、福山市坪生町の無職の女(30)です。 警察によりますと、女は8月8日午前4時30分ごろ、自宅で娘(2)に睡眠薬を飲ませ、睡眠剤中毒の傷害を負わせた疑いがもたれています。 警察の調べに対し、女は「睡眠薬を飲ませたことに間違いありません」と供述しているということです。 こども家庭センターの職員から警察に通報があったことをきっかけに事件が発覚しました。 被害者の娘(2)は8時間にわたる意識障害と、一時、筋弛緩作用を伴う睡眠剤中毒となりましたが、命に別状はないということです。 女は、被害者の娘と夫と3人で暮らしていたということです。 警察は事件の経緯を詳しく調べています。
yahooニュースより引用
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cf95c018741d253ce241a93f4707a3d244603a0
勝手な推測ではあるが、この2歳の子どもは寝てほしい時に寝ない。寝つきが悪いという現状があったのではないかと思う。しかし寝ない子に対して睡眠薬という判断はどうなのか?多分駄目だとわかっている人も多いと思うが、「どう駄目なのか・どのような症状になるのか」などその疑問を探っていきたい。
今回参考にしたサイトは下記のサイト。そこに書き出されていることからポイントを引用していきたい。
子どもに睡眠薬?
子どもの睡眠薬が出してもらえない理由は何ですか?
大人で処方されているような睡眠薬を小児に使うことについて、健康保険で認められていないからです。さらに、副作用として、睡眠薬の依存性、離脱症状などの危険があるからです。
阪野クリニックHP 小児の睡眠薬に関する疑問に答えます より引用
そもそも子供には睡眠薬という物を使用していけない事が分かります。
基本的に薬に頼るということをさせてはいけないという考えですね。
しかしありがたいことに、保険適用で漢方に頼るという選択肢もあるようだ。
抑肝散、柴胡加竜骨牡蛎湯、小建中湯、抑肝散加陳皮半夏、甘麦大棗湯などの漢方を活用することができます。いずれも、夜泣きに効能があり、保険適用がある漢方薬です。
養育者が、寝かしつけ、寝不足で悩んでいる事例があります。一般的に、小児夜啼症は、生後6ヶ月から1歳半までの子どもに多い問題です。しかし、2歳を過ぎても症状が続く場合があります。赤ちゃんの夜泣きで眠れないときは、小児科の先生に相談しましょう。
阪野クリニックHP 小児の睡眠薬に関する疑問に答えます より引用
漢方に頼るのもいいが、基本的には寝ない子を寝るようにするには、日ごろの接し方等で、激的に変わることがあるのは事実。基本的なことが出来ていないがために寝つきが悪いなんてこともある。
改めておさらいしたい。
寝つきの悪さを改善!正しく寝かせる環境づくり。
1. 睡眠環境を整える
まずは睡眠環境を整えることが重要です。以下のポイントをチェックしてみましょう。
1.1 照明を調整する
夜の就寝前には、明るすぎる照明を避け、柔らかい間接照明に切り替えましょう。 特に、青い光を放つ電子機器(スマートフォンやタブレットなど)の使用は控え、リラックスできる環境を作り、「もうそろそろ寝るんだよ。」という状態を体に理解させます。
1.2 温度と湿度の管理
快適に眠れるように、部屋の温度と湿度の調整も大切です。 理想の室温は22度~27度、湿度は40~60%です。 エアコンや加湿器を活用し、快適な睡眠環境を整えましょう。最初は涼しいという位まで冷やして、後から適正温度に直した方が入眠が早いです。
1.3 ベッドと寝具の検討
安心して眠れるベッドや寝具を選ぶことも重要です。 適切な硬さのマットレスや枕を選びましょう。
2. 寝る前に
就寝前のルーティンを作ることはスムーズに寝るための鍵です。毎晩同じ時間に同じ事を実践することで、体内時計が整い、自然に眠くなる環境が出来上がります。
2.1 リラックスした時間を確保する
スキンシップの時間を取る、今日一日の話を聞いてみるなど、心が近づく時間を作ってあげる。
2.2 継続した就寝時間を守る
毎晩同じ時間に寝ることで体内時計が調整されます。特別な日だけは仕方ないとしても、寝る時間の目標は必ず立て、家族全員に協力してもらい、ぶれない実行を目指します。
2.3 就寝前の食事に注意する
就寝前の食事も睡眠に影響を与えます。寝る前の2時間は食事控え、消化に良い軽食を選びましょう。また、カフェインや糖分が多い食品は避け、リラックスできる飲み物(例:温かいミルク )
3. 健康的なライフスタイル
健康的に睡眠のためには、日中の活動が重要です。
3.1 運動習慣の導入
一日中に適度な運動を取り入れることで、エネルギーを発散し、夜の睡眠が深くなります。公園での遊びや体操など、アクティブな活動を積極的に取り組みましょう。
3.2 スクリーンタイムの制限
電子機器の使用は、子どもの睡眠に悪影響を及ぼすことがあります。スクリーンタイムを制限し、就寝前1時間は画面を見ないようにすることをお勧めします。
3.3 健康的な食生活
バランスの取れた食事も、良質な睡眠に繋がります。 特に、ビタミンやミネラルが豊富な食事を心がけ、体内のリズムを整えましょう。
4. 親のメンタルヘルスとサポート
親自身のメンタルヘルスも、子どもの睡眠に影響を与えます。以下のポイントを意識して、親自身のケアも大切にしましょう。
4.1 ストレス管理
1番大事なことです。親がストレスを抱えていると、寝ない子供に対して叱ったり、大声を出したりすることにより、子ども泣きだしたり、興奮状態になり寝ない環境が出来上がり更なるストレスを引き起こします。寝かしつけたら趣味に没頭する・やりたいことするなどして、リラックスできる時間を確保しストレスを管理することが重要です。
4.2 サポート
育児は一人で悩む必要はありません。パートナーや家族、友人のサポートを求め、共に育児を支え合いましょう。
4.3 専門家の助け
場合によっては、家の専門的な助けが必要になることもあります。睡眠の専門家や育児相談のプロに相談し、適切なアドバイスを受けることも検討しましょう。
まとめ
スムーズに寝かしつけるためには、健康的なライフスタイル、親のメンタルヘルスの安定など全てが重要です。 子どもが質の良い睡眠を得られるよう仕組み作りを頑張りましょう。
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