鬱からの立ち直り「パワハラ上司」〜その1 改革と困惑~

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体験談なので長いです。その時の気持ちで書いてますので考え方が情けないときがあります。

鬱は心の風邪と言われますがそんな簡単なものではなかった。 

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目次

前書き

10年以上前のお話で、当時広告代理店の営業として働いていた時の話になります。「職業 広告代理店」と言えばカッコいいみたいな風潮がまだまだあった時です。当時の広告代理店営業と言えば花形の仕事。これにあこがれて入社する人は多かった。そしてその中の1人でもあった私。

数年間の研修を終えて、地元にある支店に異動する事が決まってから少ししてからのお話。

〜その1 改革と困惑〜

全国に支店がある会社で、私が配属されていたA支店は中々売り上げが上がらない赤字支店。

会議の日になると営業成績など詰められ役員からの風当たりが強い状態でしたが、支店全員で何とかゆるりとかわして責任問題、進退問題にすることもなく淡々と仕事をしていました。

突然の人事

しかしある日、A支店全員がそんな状態なのを役員が見かねたのか、立て直し要員として、B支店の◇支店長を本部長に昇進させ、A支店の管理とB支店の管理をすることになった。

B支店は昔、赤字支店・厄介者としてA支店と同じような扱いを受けてきたが、激的な黒字転換に成功し、会社内でも表彰されるほどの利益を出す支店となった。その時の一連の流れのを評価され◇支店長が本部長になったのだ。

要するにA支店を◇支店長が管理すれば赤字支店から脱却可能と経営陣は判断。

役員はその◇支店長がやり手だと信じて疑わなかったが、下の人間からは彼の悪評の方が目立つ人間だった。

パワハラ被害者多数 B支店

酒癖が悪く、離婚したのもDVが原因、◇支店長が理由でやめたという人間が多数。という悪い噂は広まっており、また極論で格下の人間を詰めてくる癖がある。

社内ネットワークを広げ色々な人に聞いてみると悪い話しばかり。良い話が出てきたというと「熱さと真剣さはすごい」という話。

向かう方向が間違えばそれは刃にしかならない。

しかし悪評があってもそれをカバーするほどの手腕があれば問題ないのだろうが、調べていくと赤字支店からの脱却・黒字化については彼の実力によるものではなかった。

B支店の黒字化は◇支店長の実力では無かった?

B支店が赤字の時期にヘッドハンティングした人間がおり、その人はまさに営業のスーパープレイヤー。

「自分の顧客をもって入社してやるから営業車はベンツ。役職も上の方でつけろ。」などなど要求してきたらしいが、

そのすべて条件を◇支店長が受け入れスーパープレイヤーがB支店に入ってきたのである。

そこからB支店は売上額・利益額も大幅改善。

◇支店長は「立て直し屋」として数字しか興味の無い経営陣から厚い信頼を得るが、

真相を知っている社員からは、「全てスーパープレイヤー様のおかげ。あいつの力じゃないよ。」と口をそろえる。

◇支店長 A支店に初出社

辞令がでて、朝の会議から◇支店長が参加することに。

まず営業全員が今後の売り上げ案件・利益目標について発表。

私は売り上げ目標、利益目標もそこそこ。レベルで言う普通より下くらいの営業だったので、かなりキツく突っ込まれるかと思ってたが、その会議では特に無く、全体的に穏やかに終わったのを覚えている。

朝から夕方まで◇支店長はA支店にいたが特に問題のある行動はなかった。

その時は彼なりにA支店の分析をしていたのだと思われる。

翌月の営業会議から豹変する◇支店長

初出社から数回来ていたが特に噂のような行動は無かったので安心していたが、

月初めにある営業会議の時から豹変する。

売り上げ見込みがある営業には普通だが、

見込みの少ない人間には罵倒・そして精神論だらけの売り上げの立て方を提案し、それをやれと強要。

もちろん私が一番の被害者。

営業はベテランと中堅ばかりで、新しい風を!という形で、私がA支店に入ったが、大した実力も出せず、燻っているのだからいい餌食になる。

会議中は直属の上司も誰も助けてくれる訳もなく集中砲火を浴びる。

営業会議後には見兼ねたA支店のベテランが喫煙所で私に一言、ドンマイ。

そんな感じでした。

飲み会の席でついに・・?

愛のない怒り方と、愛のある怒り方。それくらいの違いはわかる。

怒られた後にでもフォローされたり、しっかり見てくれた上で自身の悪い部分を指摘してくれたなら、ただの人材・コマではなく人間として見てくれているのだと感じる。

日々恫喝してくる◇支店長に愛があると感じなかった。喫煙所にいて同席になった時も小言をチクチク。

何かやろうとしても先に「どうせできないんだから」の評価。

それくらいできると思い、頼まれた簡単な仕事をミス無く終えると「え?すごいじゃん出来るの??」小ばかにした態度。

そんな中、◇支店長の歓迎会と忘年会を兼て飲み会をすることになった。

いい雰囲気・美味しい料理を出す店を調べてリスト化しており、プライベートで地元仲間と飲みに行くのが当時趣味だったので、飲み会の幹事などは率先してやっており、A支店の上司たちの信頼は得ていた。

いつも通り店を予約し、店に全員が集まった所で幹事の挨拶を済ませると、すぐに料理が提供されそれを口に運べば全員が納得して喜ぶ。

そして「流石幹事さん」という、いつもの流れに◇支店長も混ざっていた。

楽しく場が過ぎて、全員酒も進み、そろそろ飲み放題終了のアナウンスが店員からされた時、

私は◇支店長に呼ばれたのだった。

その2へ続く

ボロボロ

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この記事を書いた人

President of a company.
With a wife and two children, he struggles with housework and work with all his might.

After working as a salaried worker at an advertising agency and a printing company, he decided to train at a ramen restaurant.

In addition to training at a ramen shop, he worked at an izakaya (Japanese style bar) and a yakitori (grilled chicken) restaurant to gain knowledge, and then opened his own ramen shop.

During the Corona period, he suffered a decline in sales, but he taught himself how to invest and survived the Corona period before his life became seriously difficult.

Later, he established a joint-stock company based on a nursery school and food retailing.
As an individual, he consulted on opening and managing restaurants. Restaurant management.

Whenever there is something that interests him, he has to research it and make it his knowledge.

I often say, “It's a loss not to know in life.

Therefore, I will summarize the knowledge of life that I feel in my own way, although the genres vary widely.

I am also a manager now, but I have experienced the feelings of people from all walks of life because I spent a long time as a lowly employee.
I am also a certified health counselor, so I will also post my own thoughts on mental health issues.

Licensed Mental Health Counselor
Certified Dashi Meister
Licensed as a childcare support worker

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