頭の中で料理ができる?
ある程度料理をするようになると、新しいメニューを試作してみたり、そのレシピを考えたり、
という事があります。でも思いつくがまま作って味見をしてもうまくはいきません。
もちろん食材も無駄になります。ではどうするか?
語っていきます。
レシピ本を見ても量感が合わなかったり、やっぱりこうしたかった・・・。
全然的外れな味だ。なんて思うことないでしょうか? 失敗して捨ててしまうなんて、このご時世避けて通りたい事です。
トレーニング方法
まずは調味料から。醤油・味噌・ごま油・砂糖・冷蔵庫に眠っているよくわからない調味料などなど
一度全部自分の目の前に置いてみます。
それを1つずつ味見します。これはこんな味がするんだ。というように深い味見します。
そしたらその感覚を覚えます。全部の調味料試してみましょう。
これだけでまず料理の感覚レベル21くらい上がります。
次に味見した調味料の中から2つ合わせてみましょう。頭の中でイメージしてください。
次に実際にイメージした味になるような分量でそれを合わせてみてください。
そんなに違いが無ければもう感覚レベル入門編のレベルMAXで会得したといってもよいでしょう。
これが何のトレーニングになるのか?
私が修行中、上記のトレーニングをしろと言われ意味不明なままやっていましたが、
本当に料理の上達のスピードが格段に上がりました。
このトレーニングをすると頭の中で味を組み立てすることが出来て、いちいち味見を繰り返さなくても、
予想している味に近づく事ができるんです。
そして食材の味が分かるようになるので組み合わせが無限にできて、頭の中で料理ができるのです。
私はお店で試作費なんかはほぼ無いに等しい状態でした。
中級編・上級編
先ほどの方法は料理人、レシピ本を書いてる方などは、もっと高レベルに頭の中で味が出来ていると思います。
ほぼ上記と一緒の内容になりますが、
調味料だけではなく別の食品の種類を増やしていくことがレベルアップへの道のりです。
肉や魚、野菜、果物と頭の中で想像できる品種を増やしていく。
具体的な方法は、何も調味料もつけないで生で食べれるものはそのまま味見。食材そのものの味をしっかり覚えます。
焼かなくてはいけない物も、オーブンで焼いたり、または特徴のある油など使わずにフライパンで焼いただけの物を食べて味を覚えます。
番外編 エア食事
訓練すると本当にエア食事できるようになります。
かなり訓練したので私は頭の中で料理の味がするまで想像できるようになります。
そうこれはまさに刃牙に出てくるエア夜食も可能なのです。(知らない方は画像検索してみてください)
コメント