子どものおやつとして、変に塩分の高いポテトチップスよりかは、栄養価の高い木の実系のアーモンドだったりクルミをおやつにしている方も多いと思う。
実際に私は子供の頃からクルミが好きでそのままたくさん食べたり、クルミ餅などで食べていました。
少し前、保育園関係でアレルギーについての講義があり、受講中に衝撃を受けました。
クルミなどの木の実類が小麦アレルギーを越えて第3位のアレルギー発生原因食品なのです。
それまで全く知らなかったし、表示義務品目になったと知ってる人は少ないのではないでしょうか?
木の実といっても、ピーカンナッツ、アーモンド、マカダミアナッツなど沢山種類がありますが、アレルギーの発症事例で1番多い木の実はクルミです。
専門家ではないので注意喚起も兼ねて、講習で学んだレベルですが深堀りしていきます。
ナッツアレルギーは、特に子供にとって注意が必要なアレルギーの一つです。ナッツアレルギーは、ピーナッツやツリーナッツ(アーモンド、クルミ、カシューナッツなど)に対する免疫系の異常な反応により引き起こされます。以下に、ナッツアレルギーの詳細とその対策について詳しく説明します。
1. アレルギーのリスク
ナッツアレルギーは、ナッツに含まれる特定のたんぱく質に対して、免疫系が過剰に反応することで発症します。この反応は、ナッツの摂取や接触後、数分から数時間以内に発症することが一般的です。免疫系は、ナッツのたんぱく質を有害な異物と誤認識し、ヒスタミンなどの化学物質を大量に放出します。これにより、さまざまなアレルギー症状が引き起こされます。
2. アレルギー反応の症状
ナッツアレルギーの症状は、軽度から重度までさまざまで、以下のようなものがあります:
- 軽度の症状:
- 口の中や喉のかゆみ
- 皮膚の発疹やかゆみ
- 軽い腫れ(唇、顔など)
- 重度の症状(アナフィラキシー):
- 呼吸困難や喘鳴(ぜんめい)
- 喉の締め付け感
- 血圧の低下
- 意識混濁や失神
- 全身の腫れ(特に顔や口周り)
アナフィラキシーは命に関わる緊急事態であり、迅速な対応が必要です。
3. ナッツアレルギーの原因と種類
ナッツアレルギーには、以下のようにいくつかの種類があります:
- ピーナッツアレルギー:ピーナッツは実際には豆類に分類されますが、ナッツアレルギーの一種として扱われることが多いです。ピーナッツアレルギーは特に子供に多く見られ、重篤なアレルギー反応を引き起こすことがあります。
- ツリーナッツアレルギー:ツリーナッツとは、アーモンド、カシューナッツ、クルミ、ヘーゼルナッツなど、木に生えるナッツ類を指します。これらのナッツに対するアレルギーは、ピーナッツアレルギーとは別のものですが、ピーナッツアレルギーを持つ人がツリーナッツにもアレルギー反応を示すことがあります。
4. アレルギー反応のリスク管理
ナッツアレルギーを持つ子供のために、リスクを管理するための対策が重要です。
- 食物表示の確認:ナッツが含まれているかどうか、またはナッツが加工された施設で製造されたかどうかを食品のラベルで確認することが不可欠です。特にピーナッツやツリーナッツを含む可能性がある菓子類や加工食品には注意が必要です。
- 学校や保育施設での注意:学校や保育施設にナッツアレルギーについて周知。
講習後、リスクがあるので一切出さない事にしました。
- 家庭内の安全管理:ナッツ類を家庭で使用する場合は、ナッツアレルギーを持つ子供が誤って摂取しないよう、十分な注意が必要です。ナッツを含む食品を分かりやすくラベル付けする、専用の保管場所を設けるなどの対策が有効です。
5. ナッツアレルギーの予防と管理
ナッツアレルギーの予防には、子供がナッツを初めて摂取する時期や方法に関する最新のガイドラインを参考にすることが重要です。一般的に、ナッツの導入は医師の指導のもとで慎重に行うべきです。
現時点でナッツアレルギーを根治する治療法はありませんが年齢を重ねると出にくくなるとの内容でした。
あくまでこの件は注意喚起が目的です。
意外に知らない人も多いとの内容だったので、きっかけとして書きました。もっと詳しく知りたい方は専門家の先生方もこの件に書いているので検索してもらえると、間違いが無いと思います。
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