ずっとアメリカの話だと思ってたのですが、イギリスでした。そこにはこんなことわざがあります。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう
そして子供が青年になった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう
なかなか考えさせられる言葉。
子供には命を大切にしてほしい。痛みや悲しみを分かって欲しい。子供が思春期になる時に犬が死んでしまう事は大きな心の成長に繋がる。と考えたので私はマルチーズを飼いました。目を離すとゴミ箱をあさる、とても悪い子です(泣)
本当は柴犬が良かったのですが、妻からの猛プッシュに負けてしまったというのは内緒の話です。
はじめに:子どもと犬が共に育つメリット
子どもが生まれた後、家族に新しいメンバーとして犬を迎えることを検討している方も多いのではないでしょうか。犬はただのペットではなく、子どもにとって素晴らしい友達であり、成長過程で多くの学びや経験を提供してくれます。本記事では、子どもがいる家庭で犬を飼うことのメリットや考慮すべき点について詳しく解説します。
1. 犬が子どもの情緒発達に与える影響
1.1 子どもの情緒安定に寄与
犬は、子どもに安心感や安定感を与える存在です。犬がいることで、子どもは無条件の愛情を受け取ることができ、自己肯定感が高まるとされています。また、犬との触れ合いを通じて、ストレスが軽減され、リラックスした状態を保ちやすくなります。特に、幼少期の子どもにとって、犬との交流は情緒的な安定を促進する大きな要素となるでしょう。
施設にボランティアの方々が犬をつれて訪問したりするのもこの効果があるんでしょうね。
1.2 共感力の向上
犬と共に育つことで、子どもは他者に対する共感力を育むことができます。犬の感情を読み取ったり、ケアをすることで、他者を思いやる気持ちが自然と身につきます。この共感力は、人間関係を築く上で非常に重要なスキルであり、成長後の社会生活にも大いに役立つでしょう。
1.3 責任感の育成
犬を飼うことで、子どもは自然と責任感を学びます。犬の世話を通じて、食事や散歩、清掃といった日常的なケアが必要であることを理解し、それを実行する責任感が育まれます。これにより、子どもは将来的に自立した行動を取る基盤を築くことができます。
これ全部私の役目です。。
2. 子どもの健康に対するポジティブな影響
2.1 アレルギー予防
最新の研究によれば、幼少期に犬と共に暮らすことで、アレルギーの発症リスクが低減する可能性が示されています。犬と接することで、子どもは早期に多様な微生物に触れる機会が増え、免疫系が強化されると考えられています。これにより、アレルギー性疾患の発症リスクが低くなる可能性があります。
赤ちゃんのうちに動物園に動物園に行くと良い。って話がありますが理由はこれですよね。
2.2 体力向上と運動習慣の形成
犬を飼うことで、自然と子どもは外で遊ぶ時間が増え、体力が向上します。散歩や遊びを通じて、子どもは毎日適度な運動をする習慣が身につきます。特に、運動不足が問題となりがちな現代の子どもたちにとって、犬との活動は健康的なライフスタイルを維持する上で大変有益です。
2.3 ストレスの軽減と精神的な健康促進
犬と過ごす時間は、子どものストレスを軽減し、精神的な健康を促進する効果があります。犬の存在は、子どもにとって安心感を与え、孤独感を感じにくくします。また、犬とのふれあいは、セロトニンやオキシトシンといった「幸せホルモン」の分泌を促進し、子どもの心を穏やかに保つことに寄与します。
うちの子供は犬に体中舐められて泣かされることありますけど。。。
3. 社会性の向上とコミュニケーション能力の発達
3.1 他者との交流機会の増加
犬を飼うことで、子どもは自然と他者との交流機会が増えます。散歩中に近所の人々や他の犬と出会うことで、挨拶や会話の練習ができます。これにより、子どもは早い段階からコミュニケーション能力を高めることができ、社会性の発達にもつながります。
3.2 チームワークと協力の学び
犬の世話は、家族全員で協力して行うことが求められます。この過程で、子どもは協力やチームワークの大切さを学びます。また、家族と一緒に犬のトレーニングを行うことで、問題解決能力や忍耐力も養われます。これらのスキルは、学校生活や将来の職場で役立つものです。
3.3 言語発達への影響
犬と日常的にコミュニケーションをとることで、子どもの言語発達が促進されることがあります。犬に話しかけたり、命令を出したりすることで、言語能力が自然と鍛えられます。また、犬との会話を通じて、非言語的コミュニケーションスキルも発達します。
4. 家族全体へのポジティブな影響
4.1 家族の絆を深める
犬を飼うことで、家族全員の絆が深まります。犬の世話を通じて、家族は共通の目的を持ち、一緒に時間を過ごす機会が増えます。これにより、家族間のコミュニケーションが活発になり、家庭内の雰囲気が明るくなります。
4.2 ストレス解消とリラクゼーション
犬は、子どもだけでなく大人にとっても癒しの存在です。仕事や家事で疲れたとき、犬とのふれあいは心を和ませ、リラクゼーション効果をもたらします。また、犬の愛らしい仕草や遊びは、家族全員のストレス解消に役立ちます。
4.3 生活リズムの安定
犬を飼うことで、家族全員の生活リズムが整います。朝夕の散歩や食事の時間が決まっているため、自然と規則正しい生活が送れるようになります。特に、子どもにとっては、健康的な生活習慣を身につける良い機会となるでしょう。
5. 犬を飼う際に考慮すべき注意点
5.1 アレルギーのリスク
犬と共に暮らすことでアレルギー予防になる一方で、既にアレルギー体質を持つ子どもにとっては、犬の毛や唾液がアレルゲンとなる場合もあります。犬を飼う前に、子どもの健康状態を確認し、必要に応じて医師と相談することが大切です。
5.2 世話の負担
犬の世話は、日常的に手間と時間を要します。特に子どもが小さい場合、親が主に犬の世話を担うことになります。犬の飼育には責任が伴うため、家族全員がしっかりと役割分担を行い、犬の健康や幸福を維持するための準備を整えておくことが必要です。
カブトムシから熱帯魚と犬の世話、、、。学ばせることは犠牲の上に成り立つものです。
5.3 教育とトレーニング
犬を家族の一員として迎える際には、基本的なしつけやトレーニングが不可欠です。特に、子どもとの接し方については、犬にも子どもにも適切な教育が必要です。犬が家族内で安全に過ごし、トラブルを避けるために、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。
まとめ:犬は子どもにとって最高の友達であり、成長のパートナーとなる
犬を飼うことは、子どもの情緒発達や健康、社会性の向上に多大なメリットをもたらします。家族全員の絆を深め、日常生活に喜びと癒しをもたらします。しかし、犬を飼うことには責任が伴い、家族全員がその負担を分担し、しっかりと準備をすることが重要です。犬と共に過ごすことで得られる多くのメリットを最大限に享受するためには、犬の世話やトレーニングに必要な時間と労力を惜しまず、また家族全員が協力し合うことが求められます。
6. 犬を飼う前の準備と家族の合意形成
6.1 家族全員での話し合い
犬を飼う前に、家族全員で話し合いを行い、犬を迎える準備ができているか確認することが必要です。犬の世話は日々の継続的な努力を要し、家族全員がその役割を理解し、協力する意志を持つことが求められます。また、家族それぞれのライフスタイルや仕事のスケジュールを考慮し、犬を迎えることで生じる生活の変化に対応できるかどうかを検討することが重要です。
29万ほどの生体価格でしたが、24回払いにしたら諸々の手数料等で結果40万以上になりました。子育てにもお金はかかります。しっかりと見極めましょう。犬よりも子供の貯めの生活確保が最優先です。
6.2 犬種の選定と生活環境の準備
犬を飼う際には、家族の生活スタイルや子どもの年齢に適した犬種を選ぶことが大切です。小型犬や穏やかな性格の犬種は、幼い子どもがいる家庭に適している場合が多いです。犬種ごとの特徴や飼育に必要な知識を事前に調べ、適切な選択をすることが推奨されます。
また、犬が快適に過ごせる生活環境を整えることも必要です。犬の居場所や寝床、食事スペース、遊び場を設け、家の中でのルールを明確にしておくことで、犬が安心して過ごせる空間を作り上げることができます。
やはり赤ちゃんの時から飼うなら毛が抜けないような犬種が絶対にいいです。まずなんでも口に入れます。犬と子供の管理を一緒にやるのは本当に負担が多いです。
6.3 動物病院の選定と保険加入
犬を飼う前に、近隣の動物病院を選定し、定期的な健康チェックや予防接種を受ける準備をしておくことが大切です。さらに、犬の医療費は思いのほか高額になることがあるため、ペット保険に加入することも検討する価値があります。ペット保険に加入することで、予期せぬ医療費の負担を軽減し、犬の健康管理を安心して行うことができます。
ペット保険は人間より高いです。しかし最初の1年間だけは何があるかわからないので入りました。
7. 子どもと犬の安全な共存をサポートするためのアドバイス
7.1 子どもへの教育
犬と共に安全に生活するためには、子どもにも犬との接し方を教えることが必要です。犬の体を乱暴に扱わないことや、食事中や眠っている時に無理に触らないことなど、基本的なマナーを教えることで、犬とのトラブルを防ぐことができます。また、犬との遊び方や言葉のかけ方を通じて、子どもが犬に対して優しさと尊重を持って接することを学べるようにしましょう。
7.2 犬のトレーニング
犬が家族の一員として安全に過ごせるよう、基本的なしつけやトレーニングを行うことが重要です。特に、子どもがいる家庭では、犬が過度に興奮したり、攻撃的な行動を取らないように、専門のトレーナーの指導を受けることも考慮するべきです。犬が指示を理解し、適切に行動できるようにトレーニングを行うことで、家族全員が安心して過ごせる環境を整えます。
7.3 事故防止のための対策
犬と子どもが安全に過ごすための対策として、家の中でのルールを明確にすることが必要です。例えば、階段や危険な場所にはゲートを設置する、犬がアクセスできるスペースを制限するなどの工夫が考えられます。また、犬が子どものおもちゃや食べ物に興味を示さないよう、整理整頓を心がけることも重要です。
小さい子供のおもちゃは音が出るのが多いので、犬がよく盗みます。衛生的にもよくないのでしつけが必要です。
8. 長期的な視点での家族と犬の共存
8.1 ライフステージの変化への対応
犬を飼うことは、一時的な楽しみではなく、長期的な責任を伴います。家族や子どもが成長し、ライフステージが変わる中で、犬のニーズも変化していきます。例えば、子どもが成長して学校や部活動で忙しくなる場合や、家族の転勤や引っ越しが発生する場合など、さまざまなライフイベントに対して柔軟に対応できるように計画を立てておくことが大切です。
8.2 犬の老後ケア
犬も年齢を重ねると共に、健康面でのケアがより重要になります。老犬になった際には、特別な食事や適切な運動、定期的な健康チェックが必要です。家族全員が犬の老後も見据えた長期的なケアプランを持ち、最後まで犬を大切にすることが求められます。
まとめ:子どもが生まれたら犬を飼うことの価値と注意点
子どもが生まれた後に犬を飼うことは、情緒発達、健康促進、社会性の向上など、多くのメリットをもたらします。しかし、犬を家族の一員として迎えるには、十分な準備と家族全員の協力が必要です。家族全員が犬との共存を楽しむためには、適切な環境を整え、犬と子どもの安全を確保しながら、長期的な視点でケアを行うことが求められます。
犬と共に育つことで、子どもは多くの大切なことを学び、家族全体がより豊かな生活を送ることができるでしょう。これから犬を飼うことを検討している方々は、このガイドを参考に、準備を進め、素晴らしい新たな家族の一員を迎えてください。
世帯主目線から言うと、オムツ代、保育費、洋服代と、びっくりするほど子供にお金がかかります。それにプラス犬のエサ代から生体料金のローンとヤバいです。
でもそれ以上に犬は子供達の心の成長にひと役買っているのは確かです。
しっかりと考え話し合い決めましょう。
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