色々な呼び方をされる
ストレスを抱え、ストレスに耐え、心が弱ってしまい、心の調節が出来なくなる事。
伸ばして伸ばして伸びきったゴムはダルダルになって伸縮性が無くなった状態。
心の風邪。
色んな呼ばれ方があります。
それはなった事が無い人間に少しでもわかって欲しい。理解して接してほしい。という気持ちが強いからでしょう。
今回話す事は症状が出てから回復に向かっている方向けになります。
うつ病は経験した人にしか分からない辛さあります。ましてや私が発症した時は腫れ物扱いされる時代。
でも近年うつ病の生涯有病率は約7%で15人に1人が経験する病気にまで膨れ上がりました。現代病と言われることが多いですが、昔の人は「忙しければなってる暇なんてない!うつ病は暇人の病気だ」なんて言っていた社長さんがいました。ストレス社会、まさにその結果がこの障害有病率に出ているのだと思います。
基本的な対処法は薬
一般的な治療方法は薬を飲み、心のふり幅を一定にさせてあげる事。もちろん大事です。
でもこれって我慢なんですよね。
よく考えてください。ストレスを我慢できるように薬で心を落ち着かせる。って意味不明じゃないでしょうか?
原因を見つけて解決できればストレスではなくなるのに
そんな簡単なことではないと全員思うはずです。でもそれと向き合っていかなくてはいけない人生。
ストレスがやはり溜まりますよね。
誰の為の人生なのか。我慢ばかりして自分はただの歯車であって、自分というものは主張しちゃいけないのか。
よく闘病中によく頭の奥から出てきた言葉です。もっと気楽に生きれれば。なんて事も思いました。
個人差はあるものの、鬱からの立ち直るキッカケで効果があるものは原因を排除これが1番です。
人が原因なら絶縁。仕事なら辞める。
決断までは辛いと思います。しかし割り切って付き合えないから心を病むのです。心を壊してまでその関係を続ける事や、仕事をする理由はありますか?
環境を変える方が遥かに有意義です。
心の病はマイナスな事ばかりではないと正直思ってるんです。どんな事かというと
生活していればどこかのタイミングで心に負荷のかかる何かが起こった時、
「・・・あ・・。これ本当にやばいな・・。」という心の限界が分かるようになります。
ダメになる手前で自分の今後を判断をすることが可能なんです。
その事柄から逃げる、拒絶する・人に任せる・自分だけに負担がかからない方法を考えて実行する・などetc
うつ病にかかって完治した今でも、これ以上この事が悪化したら狂いそうだ。と思うほど心に負荷のある事ありますが、限界に達したことがあるからこそ、その先に行く判断さえしなければよいのです。
まずは発症してもマイナスだけではない。心の停止位置が見つかった。そう思えることも大事です。
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