凄く昔、元カノに
「アナタは彼氏というか、旦那にしたいタイプ」
と言われてフラレました。
若かりし私は全く意味がわからず、彼氏より旦那の方が地位が高いじゃん!それだったら別れる理由ないでしょ!意味がわからない!
そう思っていた頃が私にはありました。
大人になってその時の自分を振り返ると、何となくその言葉の理由がわかった気がします。
いい人は人を魅了できない?年齢による考え方の変化(恋愛)
20数年前の思春期の頃は男が飯代とデート代を出すのが優しさでありカッコよさであり、そんな事が当たり前の時代でした。
さらに輪をかけて私は自分を押し殺し、
「君がしたいことは僕のしたいことさ」くらいの美学を持っていました。
今思うと、つまらない男ですよね。そりゃフラレれます。
これの何がどう問題なのか?
ごくごく当たり前の話をします。
まず、ほとんどの人が外見から好意を持つでしょう。その次にコミュニケーションを取り、お互いを理解し、話しやすい、安心する、優しい、共感し合える。など内面部分に惹かれ交際に発展するわけです。
でもこれはまだ入り口なんですよね。
ここから少し付き合いが長くなると、相手側は自分の人間力に視点が向くんですよね。
だから君がしたいことが僕のしたいこと。なんて考えは意見の無い・決断力の無いつまらない人間として見えてくるんでしょう。優しいだけではなく私を振り回してほしい!夢中にさせてほしい!と思うのです。
そして思ってた恋愛ではなかった。もっと熱くなりたかったと言われ捨てられるのです。
それが私です
逆に女遊びも盛んでわがままで自由に見えるヤンチャな人間が、モテて異性に困っているのを見たことが無い。そんな人身近にいるはずです。彼らの恋人になった人は今まで体験したことない未知の人間というドキドキ感、興味のある事、やりたい事に一直線な部分などに異性は魅了されるのではないでしょうか?
でも別れる時は大体ついていけなくなった。疲れた。または急にフラれた。飽きられたというパターンが多いと思います。
でもこの話が成立するのは若い時だけ。年齢を重ねると思いやりのある人が好まれます。
年を重ねても自分勝手で振り回すだけなら「勝手に一人で生きてろ!」となってしまいます。年齢によってパートナーとして考える人の選び方が変わるのは当然。
やんちゃな人が結婚しないまま年を重ねた時に、いざ結婚相手を探すぞ!となっても女性側がすぐ離れてしまったりするのはこの感覚に気づいていな事が多いのではないでしょうか?
いい人=都合のいい人? 使われているなと思ったら人間関係の整理を
身近ないい人と思える人を思い浮かべてください。
その人は自分の都合に合わせて良くしてくれる人ではないですか?
要するに都合の良い人はいい人になりやすい。その逆もしかり。
その思い浮かべたいい人から何かお願いされて手伝うことありますか?
多分あまりないと思います。
いい人ってそれを言わずに一人で、またはお金を払ったりして解決してしまうから。
もしかしてそんな人になっていませんか?
頼まれごとが多い。なんか貧乏くじばかり。当てはまる部分があるならあなたは他人にとっていい人で、都合のいい人です。
もっと図々しく、というより今まで色々してあげたんだから借りを返すつもりで手伝えよ!くらいの気持ちで一度何かを頼んでみるといいでしょう。それに結局応じない場合、相手はあなたの事を都合のいい人と認識していることがほぼ確実です。
人間関係はある程度のギブアンドテイクが無ければ成立しません。ギブばかりでテイクがないのであれば付き合う必要のない人間です。
まとめ
あの人の為に!あの人が成功する事が私の夢!など、強い意志があるならその相手の為に都合のいい人として生きることも素晴らしいと思います。
人の輝き方が2種類あるといいます。
①:自分自身が強く光り輝く事。➁:自分が踏み台になってでも全力で誰かを強く輝かせる人。
例えを分かりやすく言うと①が有名なタレント②は敏腕マネージャーではないでしょうか?
または①が社長or会社。②が社員ですかね。
私はずっと➁の考えで生きてきて、途中で①にシフトチェンジして10年近く経ちますが正直まだ慣れていません。難しいです。
自分自身を世の中で輝かせる事は、本質的にと言ったら失礼なのですが難しいタイプの人って絶対にいます。でもその人が輝けるようになるには、誰かを輝かせる為に全力を尽くして、その光を浴びる事で輝ける自分になる。という考え方です。
私は人を輝かせる為の何かは色々思いついて行動出来るんですが、自分自身をとなると器用になれない部分が多々。日々勉強ですね。
でも人の善意を食い物にする人間は多いです。誰かにいいように使われている。頼まれた事が理不尽だ。呑み込めない事が多い人間関係であれば関わらない、距離を取ることが必要だと思います。自分の人生のかじ取りは自分でやらないと相手のいいように使われ、自分という存在が行方不明になりかねません。
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